image
Istanbul
イスタンブール

デザイナー:リュドガー・ドーン
人数:2-5人
プレイ時間:40-60分
メカニクス:ピック&デリバリー
ルール読解:普通
インスト 15分程度
言語依存:無し

概要
2014年ドイツ年間ボードゲーム大賞エキスパート部門を受賞したゲーム。ルールはやや複雑だが、エキスパートといいながらもやること自体は複雑では無く、時間もそれほどかからないのでとっつきやすいゲームである。この作者の特徴である「ドーン歩き」の要素も、弟子を配置するという部分で入っている。このアクションをしたいのにここに1度止まらないと届かなくて、というようなままならない感覚、数ターン先を見越して行動するプレイ感を味わうのによい。このあたりの感覚はワーカープレイスメントやロンデルに近い物があるような印象。ボードはタイルを組み合わせるので、毎回違ったパターンが楽しめるため何度も遊ぶことが出来る。箱絵が渋いオッサンのゲームは当たりという法則にきちんと収まった作品。単位は「リラ」なので、しょっちゅう「ゴリラ」という単語が飛び出す。

ゲームの終わりと勝敗
宝石を5つ(2人ゲームでは6つ)獲得したプレイヤーが出たら、まだその周回の手番が回っていないプレイヤーが手番を行い、全員が同回数の手番を行ったらゲーム終了。最もルビーを獲得したプレイヤーの勝利。

ルール
助手コマ4つの上に自分のコマを乗せ、タイル上に配置。自分の手番には4×4の16のタイル上を2タイルまで移動でき、移動した先に助手を残すか、移動先に助手が残っていればそれを回収することで、タイルの効果を得られる。移動した先のタイルに他のプレイヤーがいれば(他のプレイヤーの助手コマのみなら問題なし)そのプレイヤーに2金支払う必要がある。商品を仕入れたり荷車を拡張したり商品を売ったり特殊能力のカードを得たりしながら最終目標であるルビーを集めていく。ルビーは基本的にお金で買うか、商品と交換して得ることが出来る。ルビーの獲得は先に行った人ほど安いコストで済む。