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Asara
アサラ

デザイナー:ヴォルフガング・クラマー
      ミヒャエル・キースリング
人数:2-4人
プレイ時間:90分
メカニクス:ワーカープレイスメント
ルール読解:普通
インスト15分程度
言語依存:なし

概要
ワーカープレイスメントをはじめ、色々なシステムを上手くかみ合わせた塔作りゲーム。「放課後さいころ倶楽部」作者中道氏が一番のお気に入りに選んだ。塔の得点方法はマンハッタンに似ており、こっちも立体を作るのかと思いきや、平面のタイルで塔作り。
バランスがよくとれたシステムで、長すぎず短すぎずのプレイ時間、ボードゲーム初心者から「大箱のちょっと長めのゲームやってみたい」くらいまで来たときにおススメしたいゲーム。なおプレイヤーは金持ちの建築王という設定で名前までついている。金持ちだから何もしてなくても毎年(毎ターン)20金もらえる。で、ばんばん使いきる。俺も働かず定期収入欲しいと思わせるゲームの一つ。

ゲームの終わりと勝敗
4年間(4ターン)の行動と決算を全員が終えるとゲーム終了。最終決算を行い、最も点数の高い人間が勝利となる。

ルール
ボードにはそれぞれのエリア毎に塔の先端や土台といったパーツ購入アクションのエリアや、資金獲得アクションを行うエリアが用意されている。プレイヤーはプレイ人数に応じた買い手カードを受け取る。自分の手番が来たら、行いたいアクションエリアの買い手置き場に自分の手札から買い手を送り込む。この時、そのエリアの始めの1枚には何も制限がかからないが、2枚目以降は原則1枚目と同じ色の買い手しか置けなくなる。(買い手は5色ある)同じ色で無くても出すには2枚の買い手を送り込まなければならず、手数を少なくしてしまう。買い手を送り込んだらそのエリアに対応したアクションを行い、手番終了。これを繰り返していき、全てのプレイヤーが全ての買い手カードを送り込んだら1年が終了し、決算を行う。ゲーム終了までこれを4年分繰り返す。その後最終決算を行う。毎年の決算では塔の数や装飾品の有無で点数に、最終決算では5色ある塔について、それぞれの色でより高い塔、色は関係なく最も高い塔等に点数が与えられる。